カレーの匂いにホイホイとつられてボードゲームを遊びました

カレーを無料で食べれるというボードゲーム会に参加してきました。
この日のカレーはひき肉と茄子のカレーで甘みも旨味も強くコクのあるカレーでした。
一杯食べて、まだお腹が要求するので二杯目もペロりといただくことに。
ごちそうさまでした。

この日遊んだボードゲーム
ゴキブリポーカー - www.mobius-games.co.jp
モノポリー(Monopoly) - ja.wikipedia.org
どうぶつしょうぎ(4x3)、(5x6) - ja.wikipedia.org
パンデミック(Pandemic) - ja.wikipedia.org
ディクシット(Dixit) - hobbyjapan.co.jp / 解説 - www.tk-game-diary.net
バックギャモン(Backgamon) - ja.wikipedia.org / 日本バックギャモン協会 - backgammon.gr.jp
の6種類のゲームでどうぶつしょうぎ以外はどれも初めてでした。
初心者への間口が広く遊びあえるという点で、ボードゲーム会は見知らぬボードゲームを遊ぶにはありがたい機会です。

どれも面白かったのですが、今回は中でも「パンデミック(Pandemic)」と「ディクシット(Dixit)」の常に会話が生まれ続けるルールに驚きました。

パンデミックとは "ある感染症(特に伝染病)が、顕著な感染や死亡被害が著しい事態を想定した世界的な感染の流行" (ja.wikipedia.org) のことです。

このゲームのプレイヤーは協力して世界中の各都市をウィルスの感染から守る使命を帯びています(画像は hobbyjapan.co.jp さんのもの)。
全てのプレイヤーは相談をしながら自分(他プレイヤー)が何をすれば最善策(に至らなくても次善策)になるのかを考え出します。

「自分の手番は自分だけの得になるように」や「他プレイヤーにはなるべく邪魔をする」という対戦型のボードゲームの考え方とは違う異色の面白さです。
協力が必須のためか一緒にプレイした方々が良かったのか、落ち着いていてゲームの進行の雰囲気は良いように感じました。

またディクシットは絵当てクイズのゲームです。
プレイヤーには順番に手番が回ります。 そして手番の人が今回の「テーマ」を考えます(例えば「夢の中」など)。
全てのプレイヤーは手持ちの手札からテーマに沿ったカード(例で言えば夢の中っぽいカード)をなるべく出すようにします。
もちろんテーマに沿わないものを選んでも違反ではありません。
カードは裏の状態で出し、手番の人は出されたカードをかき回し誰が何を出したのか分からなくします。
その後カードを表にして(ゲーム開始時に配られる)番号札で番号を振り、手番以外のプレイヤーは手番プレイヤーのカードを当てます。

当ててポイントを獲得したり、自分のカードで他プレイヤーを外させたプレイヤーにはポイントが入ります(画像は tk-game-diary.net さんのもの)。
これを各プレイヤー順番にやっていきます。
詳しくはこちらのページを見るとより流れを把握できると思います。

手番の人があからさまに限定的なテーマにしてしまうと全員に当てられてしまい、ぼやかし過ぎるとかえって当てられなくなってしまいます。
全員に当てられたり、全員に外されると手番の人はポイントを得られないのでテーマの付け方も悩ましい所です。
手番の人のテーマの見事な決め方に感嘆したり、出された絵柄についてツッコミを入れたりなど、その時その時で様々な楽しみ方が現れてきます。
他人との言葉とイメージのギャップの理由を想像するのも良いでしょう。


また、今回はバックギャモンを普及すべく参加した方がいらしました。
バックギャモンはルールが難しく覚えられなそうだなと思っていましたが、実際に解説されながらプレイしてみるとルールが複雑でないことが分かります。
「サイコロを振る」「ヒット」「ブロック」「ダンス」「ベアオフ」この5つの単語さえ分かれば初心者でもまず最低限プレイできるのではないかと思います。
一度ルールを覚えると「この手はこういう理由からよくない」という解説も何を言っているのか分かるため観戦しているだけでも楽しめるようになりました。


それにしてもボードゲームはまたたく間に時が過ぎて行く恐ろしいゲームですね……